頭痛
頭痛はなぜ起こるのでしょうか?

- 脳脊髄液とは?
- 人間の身体には脳~首~背中~腰にかけて脊髄が通っていますが、その周りを包むように流れている液体を脊髄液と言います。脊髄液の循環は頭蓋骨と骨盤の中心にある仙骨の動きによって促され、栄養の供給と老廃物の排出を担います。
この脊髄液の循環は、身体の歪みによって流れが阻害されてしまうことがあります。
体内を循環しにくくなった脊髄液は脳内に必要以上に溜まってしまい、それによって脳が圧迫され頭痛や不眠など様々な症状が引き起こされます。
頭痛の種類
- 緊張性頭痛
- 緊張性頭痛は首や肩の筋肉の緊張によって引き起こされます。
頭が全体的に締め付けられるような痛みやめまいを伴います。
同じような痛みが数日間続くことがあります。 - 偏頭痛
- 偏頭痛は女性が引き起こしやすい頭痛です。
頭の片側だけ痛む場合が多く、脈打つような「ズキズキ」とした痛みを伴います。
吐き気や嘔吐を伴うこともあります。 - 群発頭痛
- 上記2つと比べると患者数が少なくあまり知られていない症状ですが、比較的男性に多い頭痛です。
「群発期」と呼ばれる集中的な頭痛期間が数ヶ月あり、半年~数年経ってから再度同じ症状が現れるのが特徴です。
目の奥がえぐられるような激痛を伴います。
頭痛が治らない・悪化する理由
原因である「脊髄液」の循環を良くするために、体の歪みを整えることをせずに 頭痛薬などの薬だけで痛みを取ろうとしている方がほとんどだと思います。
もちろん頭痛薬は、その瞬間の痛みを取る事には必要な手段だと思います。 ですが、頭痛薬はあくまでも痛みを感じなくさせるだけで原因の根本解決になっていませんので いつまでも痛みを引きずる可能性があります。
まずは、頭痛の原因を特定するために来院していただくことがおすすめです。
ご自身でできる頭痛の予防対策
「頭痛のメカニズム」で挙げた通り、当院では根本の原因は「脊髄液の循環」にあると考えますが、対症療法として、ご自身である程度の緩和・予防対策を行うことも可能です。
- 緊張性頭痛の場合
- 痛みを感じたら、まずは筋肉の緊張を解いてあげましょう。 頭部から肩にかけた筋肉をほぐすことで、痛みを和らげる効果があります。 簡単なストレッチ、体操をするだけでも効果が期待できるので、積極的に行えば頭痛予防にも繋がります。 特に仕事などで同じ姿勢でいる時間が長い方は、1時間おきでも構いません。伸びをするだけでも効果が期待できます。 また、お風呂にゆっくり浸かることで血行を促進し、筋肉をリラックスさせることも効果的です。
- 偏頭痛の場合
- こちらは、緊張性頭痛と大きく異なります。片頭痛の場合は、頭部の血管が拡張状態になり血流が普段よりも多くなっている(炎症のような状態)ことにより痛みが発生していると考えられます。
ですので、マッサージやストレッチといった血行を促進する運動は避けてください。お風呂に入ることも刺激が大きいので、痛みを感じている間、入浴は避けましょう。
基本的には、炎症を抑えてください。痛みの箇所を氷などで冷やしてあげると効果的です。痛みが激しい場合は、冷やしながら横になって安静にしてとにかく動かないようにしてください。 - 群発頭痛の場合
- 群発頭痛は発症のメカニズムが明確にわかっていない点がありますが、飲酒や喫煙が誘発の原因となると考えられています。群発期間は飲酒や喫煙を控えることで軽減させることができるでしょう。
現段階での対処方法は薬物療法や純酸素吸入などになります。発症したら速やかに病院での診察を受けることをおすすめします。


広瀬接骨院では、まず体の歪みを正すために矯正治療を行います。
その後、頚部、頭部に対してツボの刺激や頸椎の矯正を行い「脊髄液」の流れを正常に戻し、頭痛の改善を図ります。
下の写真は、治療後の頭の大きさを比較した写真です。左が治療前・右が治療後です。
このように、治療後は頭の大きさが小さくなっていることがわかります。
これは、「脊髄液」の循環が良くなることで頭の28個の骨の隙間が小さくなった結果です。
彼女は眠りが浅く夜中に何度も目覚め、頭痛も激しかったようです。
後にお母様に聞いたところ、矯正後の夜は一度も起きる事も無く、頭痛も訴える事も無く深い眠りにつけたとの事でした。
頭痛の治療は痛みは全くありませんし、むしろ眠くなるような施術だと感想を頂いています。 頭痛でお悩みの方は是非一度、当院にご相談ください。